乳がんの治療

乳がんの治療方法は、手術と薬物療法に分けられ、薬物療法はさらに化学療法とホルモン療法に分けられます。

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1900年初頭にハルステッドが乳房の全摘出手術を提唱して以来、1970年代まではこの手術が主流でした。

その後、乳房を切除しても温存しても治療の効果に差がないことがわかると、乳房温存療法が急速に進み、1990年代にはこちらが主流となりました。

手術を用いるメリットは、がん細胞を一度に取り除くことができ、完治しやすいということ、がん細胞を取り除いておくことで、他の治療方法による効果が高まると考えられていました。

手術には、乳房を切除するものと温存できるものがありますが、どちらを取るかはしこりの大きさや個数、がんの進行度、転移、乳房の大きさなど、患者の病状によって決まります。

また近年では、手術と薬物療法を併用する方法が効果をあげています。

化学療法とは、数種類の抗がん剤を利用した治療法です。ホルモン療法は、ホルモンを阻害することによってがん細胞の増殖を抑制する治療法です。

乳がんの6〜7割が女性ホルモン依存性であることから考えられた方法です。

治療の併用の仕方としては、がん性のしこりがかなり大きくなっている場合、まず薬物療法でしこりを小さくしたうえで、乳房温存手術によってしこりを取り除くという方法が考えられます。

また、すでに乳房の外に転移している場合は、手術後に薬物療法を用いるといったこともあります。

しかし現在は、多用な治療法が開発され、初期の段階から手術以外の方法を検討する場合も多く、女性にとっては喜ばしい状況になっています。

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